古事記に学ぶ25の経営学 第一部②前半

ねずさん(小名木善行氏)の“取り戻す日のカタチ”シリーズ内の特別番組です。★★★

全12本の動画で、今日の記事は第3回目です。

第一部①後半からのつづき】

じゃぁ、神語(かむがたり)って何なんだってことになるじゃないですか。

神語は何なんだっていうと、こちらになります。

出典:家系図ラボ
※実際の系統図は小さいため、家系図ラボさんより拝借しました

ちょっと字が小さいんですけれども、真ん中の青いところが自分です。

自分がいて、お父さんがいます。

お父さんのお父さんが、おじいちゃんです、祖父。

おじいちゃんのお父さんが、曾祖父、ひぃじいちゃん。

ひぃじいちゃんのお父さんのことを何と言うかと言うと、高祖父。

高い低いの高いと書いて、高祖父と言います。

おばあちゃんであれば高祖母と言います。

実はこの、父、祖父母、曾祖父、高祖父までが仏壇に飾る、仏壇にご位牌、個人別のご位牌が並べられる子孫になります。

で、世代が一つ移りますと、高祖父はその先がありますよね。

この高祖父よりも先の人を何と呼ぶかというと、名前がありません。

これを祖先と呼びました。

で、我が家のご祖先、というふうな考え方になってくるわけです。

で、一つの世代っていうのはだいたい25年くらいで代わってくるんですけども。

25年、25年、25年、25年とみていきますと、だいたい7代さかのぼりますと明治維新になります。

150年前ですね。

こちらに数字がありますけども、一人の人が生まれるためには、お父さん、お母さん、必ず二人の父母が必要になります。

で、父母が生まれるためには、4人のお祖父ちゃん、お祖母ちゃんが必要になりますよね。

父方、母方。

で、曾祖父は8人ですよね。

2、4、8、16、32、64、128、256と、世代を追うにしたがってどんどんどんどん直接血のつながった祖先の数が増えていきます。

で、20代さかのぼりますと、だいたい52万4千人という数のご祖先をお持ちの事になります。

で、これくらいまでは、ちょっと田舎の古い家に行きますと、我が家のご先祖は戦国時代の何々の戦いにおいてこのような活躍をしたという言い伝えが残っていたりします。

例えば、小名木さんの場合ですと、三方ヶ原の戦いのときに徳川家康さんと武田信玄が戦ってですね、家康軍が負けまして、家康が潰走(かいそう)するときに殿(しんがり)を務めた。

殿は67名かな、努めて、全員討ち死にをしたと。

三方ヶ原の戦いで。

というのは、小名木さん家の伝承として残っておるわけでして。

え~昔から小名木さんは人が良かったんだなと(会場一同爆笑)いうことになります。

あの、ちょっと古い家になるとそういう言い伝えが残してあります。

さらにですね、もう8年さかのぼると鎌倉時代まで行きます。

700年前。

鎌倉時代まで行くと、今一人が生まれるために134,217,728人必要になります。

1人が生まれるためです。

2人生まれるためには、1億3千4百の倍、2億6千8百万人。

1、2、3人生まれるためには、4億2千万人の人口が必要になってしまうという計算になります。

ところが、この700年前。

実際の日本の人口は700万人しかいませんでした。

これ何を意味しているかというと、皆の祖先が被っているということです。

ということは、これくらいまでの古い時代、700年前に時代をさかのぼると、日本全国津々浦々、み~んな親戚になってしまうということになります。

お祖父ちゃん、ひい祖父ちゃん、ひいひい祖父ちゃん、ひい祖母ちゃんなんていうふうに言っている間っていうのは、

直接、佐藤家とか鈴木家とか高橋家とかいったような、ご祖先をさかのぼることができるわけですけれども、

それよりももっと古い時代になりますと、もう皆ご先祖様が共通してしまう。

ということは、本日お集りの女性の方は全員ですね、えー、体内のDNAのどっかに泉式部のDNAがいて、紫式部のDNAがちゃんとはいっているということになります。

男性であれば、楠正成のDNAが全員はいっているわけです。

あの、それをですね、共通のご祖先の物語ということで、これを実は神様の、先祖をさらに神にさかのぼった人々の物語で、神語(かむがたり)というふうに読んだわけです。

だから我々の、日本人にとっての神語というのは、我々の共通のご祖先の物語になるわけで、それを根拠のない作り話、ミス(myth)なんて言ってもらいたくない。

冗談じゃない、という強い思いが、幕末の翻訳家の人たちにはあって、当時の人は偉かったですね。

それで、神話という言葉を作った。

残念ながら、21世紀のここに生きている我々は、こっちの神語を失ってしまって全部神話だと思ってる、いうことになります。

で、古事記を書いた人たち、古事記の編纂に携わった人たちというのは、むしろ神語を書いてる。

共通のご祖先の物語を書いてる、ということになってまいります。

え~あんまり周辺情報ばっかりやってると、時間がどんどん経ってしまいますので、25の項目に早く入らなければいけないのですが、もう一つお付き合いください。

古事記の序文。

古事記の序文の中に、こう書いてあります。

これは、天武天皇のお言葉として。

動画を切り取っているため、字がぼやけています。

歴代の政治には緩急があり、華やかさと??の違いはありましたが、古(いにしえ)を顧みて風習や道徳が廃れることを正し、世を照らすべき典教が絶えようとしていることを補強しないということはありませんでした。

(中略)

ここにおいて、天武天皇は、

朕は、諸家にもたらされている紀[帝の系図]及び本辞は、すでに正実が違(たが)い、

え~正しいことと間違ったことが入り乱れてしまっている。

多く虚飾が加えられていると聞いた。

いわゆる嘘を書いている。

例えば、天照大御神様は男性神であるとか。

須佐之男命が天照大御神を攻めて、その時に須佐之男命が天照大御神様を強姦して生まれた子供が何々の神とか。

そういう風なことをしきりに言っている、古文書を読み解いたらそう書いてあったんだという風に主張していらっしゃる方々が世の中にはおいでになりますよね。

それが本当かどうか知りません。

ただ、古事記の序文に書いてあることは「すでに正実を違え虚飾が加えられていると聞いた」

つまり、それぞれの豪族たちが自分たちの家にとって都合がいいように内容をずいぶん改ざんしてしまって、どれが本当なのかわけがわかんなくなっちゃってる。

そこで、

今、この時にそのあやまりを改めなければ、数年を経ずしてその国は滅んでしまうことであろう。

これらは我が国存立の経緯であり、天皇を中心とした大きな事業の基礎である。

そこで、帝紀を撰び録し、旧辞[旧い出来事]を調べて、虚偽を削り真実を見定めて、後の世に伝えたいと思う。

いう風に天武天皇がおっしゃられて、これに基づいて古事記が編纂されるようになりました。

要するに、日本の歴史文化伝統をふまえてですね、作り上げようとしていたということです。

(系図を指しながら)これが、天武天皇ですね。

天武天皇の奥さんが持統天皇。

天武天皇と持統天皇の間に生まれた、草壁皇子の奥さんが天智天皇の娘の元明天皇。

この元明天皇の時代に古事記は、元明天皇の命令によって献上されています。

次の元正天皇とありますが、持統天皇、元明天皇、元正天皇、いずれも女性の天皇です。

中でも元正天皇というのは、我が国の歴史上、最も美しい女性の天皇であったというふうに言われています。

これ、本当に美しかったそうですね。

色んな文献を見ると、本当に美しかったと書いてあります。

で、生涯、独身を貫かれた。

なぜ、独身だったのかは、よくわかりません。

えー、この元正天皇の時代に、平城京、奈良の都に遷都が行われ、そして、日本書紀が提示されたのもこの元正天皇の時代です。

古事記は一つ前の元明天皇の時代に提示された。

というふうなことがあります。

ですから、古事記に書いてあることは単なる子供向けの童話ではない。

ということをまず、踏まえていただきたいと思います。

本編に入ります前にですね、どうしても抑えておかなければならない点が一点ありまして。

古事記のいよいよ序文が終わって、創世の神々、一番最初の記述のところで、古事記が何を書いてるかって言いますと、創世の神々の紹介があるんですね。

一番最初の神様が天之御中主神。

これが、忽然と現れまして、そして、初代から7代目までの神様というのが、要するに一言で言ったら宇宙創世、天地創造の神様ということになります。

この天地創造の神様というのは全員独神といいまして、男女の性別のない神様です。

この男女の性別のない神々が宇宙全体を作り上げて、そのあとに男女神、五組の男女神。

五組の男女の神様がお生まれになられています。

出典:ウィキペディア
※動画の画像が見えにくいため、Wikipediaより拝借

(指をさしながら)男性の神様、女性の神様、男性の神様、女性の神様。

ということは、どういうことかというと、男女の性別のある神様よりも、男女の性別のない神様のほうが、より根源の神様であるということになります。

という点だけ、ちょっと抑えていただければと思います。

で、この一柱、一柱の神様にはですね、すべてお名前に意味がありまして、どういう意味かということは古事記の第一巻のほうに詳しく書いてありますので、お読みいただければと思います。

ちなみに天之御中主神、天之御中、アメノミナカヌシノ神、天空のど真ん中の神様。

天空のど真ん中の神様。

天空のど真ん中の神様。

天空のど真ん中の神様。

これ、日の丸の旗、ということになります。

で、この創世の神々がお生まれになった後にですね、最後に登場するのがイザナキ・イザナミの神様ということになります。

このイザナキ・イザナミの神様は、これも、このあたり有名な話なんですけども。

え~創世の神々。

ここにおいて天の神様は諸々の命もちて、って書いてありますけども。

要するに男女の性別のない神様、より高度な神様から諸々の命をいただいて、イザナキとイザナミの二柱の神様が創り固めましたと言われて、

この漂える国をコロコロとかき回してオノコロ島が生まれたといったようなことが一番最初に書いてあるんですね。

編集後記

まだ、経営学の本題にはいりませんね(笑)

知識が多いと、言いたいことがいっぱい次から次へと出てくるんでしょう。

ところで、一人一人のルーツを何百年何千年もたどれば、おそらく人類みな兄弟ですよね😬

そもそも、宇宙エネルギーはワンネスですからネ。